おきなわ工芸の杜おきなわ工芸の杜

南風原町は琉球絣(りゅうきゅうかすり)や南風原花織(はえばるはなおり)をはじめ、織物の産地として知られています。
琉球絣の特徴として、あらかじめ染め分けた糸を織り上げる事で幾何学模様を表現します。
東南アジアから琉球王朝に伝わった絣は、その後、江戸時代の日本へと伝わりました。
琉球絣は、日本全国のかすりのルーツと言われています。
また、複雑に織り上げた糸で、図柄を浮き上がらせる南風原花織は、一見すると刺繡と見間違うような緻密な浮柄が特徴です。
たくさんの工房や職人が集まった“織物のまち”南風原。琉球かすり会館周辺の喜屋武(きゃん)・照屋(てるや)・本部(もとぶ)部落には「かすりロード」と呼ばれる散策ルートがあり、作業風景やはた織りの音が響き、風情があります。
琉球かすり会館は琉球絣事業協同組合が運営しており、後継者の育成や展示販売を行っています。
はた織りや作業風景を見学でき、琉球絣と南風原花織の歴史を学ぶことも出来ます。
また、事前予約ではた織りの体験(有料)なども可能です。

基本情報

代表者名大城 つや子
設立年月日昭和50年2月13日
組合員数54名(2021年6月)
主な事業○原材料の共同販売・共同購買
○織り体験コーナー
○展示販売(帯・着尺・小物など)
○後継者育成事業
主な所属団体○財団法人伝統的工芸品産業振興協会
○沖縄県中小企業団体中央会
○沖縄県工芸団体協議会
○NPO法人沖縄県工芸産業協働センター
Facebookhttps://www.facebook.com/琉球絣事業協同組合-240686212646402…

沿革

昭和50年琉球絣事業協同組合設立
昭和52年「琉球かすりの里」宣言
昭和55年琉球かすり会館建設
第1回かすりの女王コンテスト開催
昭和58年「琉球絣」通産大臣より伝統的工芸品に指定
平成2年琉球絣の日制定 11月3日
南風原町絣まつり開催
平成4年南風原町ふる里博覧会開催
平成6年かすりの道制定
平成10年「南風原花織」県条例に基づく伝統工芸製品指定
平成12年南風原・アジア絣ロードまつり開催
平成16年「琉球絣」と「南風原花織」
南風原町無形文化財指定
平成17年技術教本「南風原の織」発行
組合作品集「南風の花華(はえのはなばな)」発刊
平成24年第1回沖縄県日本伝統工芸士展
平成29年「南風原花織」経済産業大臣より伝統的工芸品に指定
伝統文化ポーラ賞 地域賞受賞

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アクセス情報

〒901-1112
沖縄県島尻郡南風原町本部157

バス:那覇バスターミナルより沖縄バス40番、109番(大里向線)、
南風原町役場前下車 徒歩5分

車:那覇空港から一般道で約20分

おきなわ工芸の杜について

当施設の基本情報や伝統工芸品の歴史、おきなわ工芸の杜』が果たしたい役割について紹介しています。

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