おきなわ工芸の杜おきなわ工芸の杜

概要・歴史

木工芸とは、木材を材料とした家具や器のことをいいます。正確な起源は不明ですが、昭和50年代に入ってから、沖縄で育つ亜熱帯固有のリュウキュウマツやイタジイ等の樹木を用いた小木工品が多く作られました。木材をろくろや旋盤でひき、椀や盆など円形の器を作るために必要な挽物技術や木材を釘を使わず組み合わせて家具を作るための指物技術などの木地加工技術の進歩と塗装技術の革新により、一つ一つ表情の違う木肌を活かした木工品が生活の中に用いられるようになっていきました。

基本情報

原材料リュウキュウマツ、センダン、テルハボク など
主な製造地沖縄本島全域、石垣市、西表島
主な製品盆、鉢、遊具、アクセサリー、小家具 など
出典工芸産業振興施策の概要
てぃわざとぬくもり

主な製造地

沖縄県全域

木工芸は沖縄県内の幅広い地域で製造されており、職人は各個人で工房を開設する傾向にあります。木工芸製品は、手作りで一品限りのものがほとんどで流通に乗せることが困難であることから、県内外でおこなわれる展示会、または受注をとおしての販売が主となっています。県外では沖縄独特の作風が評価され、一定のファンを獲得しています。椅子やおもちゃ、アクセサリーなどの製品を生産しています。

おきなわ工芸の杜について

当施設の基本情報や伝統工芸品の歴史、おきなわ工芸の杜』が果たしたい役割について紹介しています。

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